ミソガワソウ
【撮影地】
1,900m
【季節】
7月
山岳部の装備費を捻出するために毎年、馬場島から避難小屋(かつて、1,900mから20分程行った開けた場所にあった)まで、夏山シーズン前に登山道の草刈が行われていた。その頃、1,900m手目の登山道沿いの日当たりの好い処に背丈のある草を鎌で刈るとバッサリと気持ち良く切れた草があった。その頃は「丈のある草」の意識しかなかったが草花に関心が開けてくると、それがミソガワソウだったと判った。全体を見るとあまりパッとしないが近寄って花を覗けば驚くほど繊細で魅力的な花である。