キヌガサソウ

剣岳の花-キヌガサソウ

【撮影地】
2,300m

【季節】
7月下

 大きな葉の上に6弁の白い花が開き、名前の因となっているキヌガサのような特徴ある姿で覚えやすい花の一つである。
まず、最初に見られるのは太郎池(2,100m)付近、それに早月小屋からハイマツ帯となる2,300m間の登山道沿いによく見られる。湿地を好み雪田などの雪解けと共に顔を出すので花期も長い。見頃は、咲き始めで真っ白く初々しい。時間が経つとやや赤みを帯び色あせてくる。この花の咲く頃になるとコルリやメボソムシクイの野鳥たちが盛んに囀りを始める。

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