ヒメクワガタ
【撮影地】
2,750m
【季節】
8月
キリストが、十字架を背負ってゴルゴダの丘に向かっている際、”ベルニカ”という名の女性が流れ出る血を拭うために一枚の布切れを差し出した。その時に拭ったキリストの血が付着した布が、今も、何処かの教会に手厚く保存されていると聞く!
このベロニカの名が、ヒメクワガタが属する”クワガタ属”。その属名の本名(ラテン語)が”veronica”である。どのような関係があるのか全く判らないが”ベロニカ”の名前とその逸話をこの属名から知った。
同じ仲間に、今や春告花となった空色で皿のような花を沢山付ける帰化植物の”オオイヌノフグリ”がある。
ヒメクワガタは、背丈も花も小さく存在感がす少ない。だが、それがかえって叙情を誘ってくれる・・・!!