イカリソウ
【撮影地】
馬場島
【季節】
6月
この花に、ネーミングの権利を与えられれば、ヨツアシソウ、ツノダシバナ、ツカミソウ・・・? やはり「イカリソウ」と令名するだろう・・・・。
これほどタイムリーで、なる程と思う固体名も珍しい。別名サンシクヨウソウ(三枝九葉草)と言い、葉の出方が三回三複葉から来ている。全草に数種類のアルカロイドを含有すると言われ漢方薬の強壮剤として古来より珍重されている。強壮剤もいいが、この花の形状が面白く被写体としても見逃せない。
太平洋側は、薄ピンク色のイカリソウ。日本海側は、この薄黄色のキバナイカリソウで花の色が違う。共に落葉性であるが、この地方に常緑のトキワイカリソウがある。